認知症治療病棟(中央3階病棟)
認知症に伴う精神症状(うつ状態・幻覚・妄想など)や行動症状(徘徊・興奮など)により、自宅や施設での対応が困難になられた方を受け入れて、認知症への専門的なケアを行っています。治療・生活機能回復訓練を通し、症状の緩和、精神状態の安定を図り、在宅復帰・施設適応を目指します。
病棟基本方針
- 01
食事・入浴・整容など日常生活動作のサポート・訓練
- 02
作業療法
- 03
個別プログラムの実施
概要
認知症治療病棟では、認知症進行に伴う抑うつ状態や妄想などの精神症状や徘徊や介護抵抗などの行動障害に対して、精神科的な治療と適切なケアを行っています。
病床構成
病床数:60床(閉鎖病棟)
(個室7室、P-ICU1室、3人部屋:1室、4人部屋:12室)
対象
・主に急性期の治療を要する重度の認知症
・BPSDなどが著しく、自宅や施設では対応困難な方
特徴
薬物療法・精神療法に加え、生活機能回復訓練、作業療法等を多職種協働で提供し、短期間(3か月程度)の入院で在宅・施設復帰を目指す。一方で、認知症終末期の療養と看取りにも対応。