中核病院としての機能を保ち、地域に根ざした精神科医療と福祉、高齢者医療・福祉を提供し、安心と満足の医療を提供し患者様が地域生活できるよう支援致します。

概要

当院では、アルコール依存症・認知症・精神科一般と診察エリアを3つに分けて外来診療を行っております。対象となる患者さんが、落ち着いて過ごせるように努めています。また、診察は、月曜日から土曜日の午前と午後と実施しています。当院は、精神科以外にも内科・上部消化管内視鏡検査、身体リハビリテーション、歯科を行っています。

科目

精神科、アルコール外来、もの忘れ外来、内科

特徴

  • 入院治療から地域医療へと変化し、訪問診療・訪問看護と外来看護師の役割も地域へ根ざした支援を行っている。
    他職種連携、他機関との連携を密にし、地域で生活する患者さん・ご家族を支えていく。
  • 精神科病棟の在院日数が短縮化し、地域で生活する患者さんを支えるため、退院後前カンファレンスに参加し、退院後の生活を支援。
  • 患者さんの状態に応じ、外来服薬管理や外来訪問など個別対応を実施。
  • 退院後に不安定となる対象(クライシスプラン)に継続看護として、外来受診時の様子観察や自宅での様子や困っていることなど
    話を傾聴しサポート。
  • 患者さんの危機サインを把握し、病状の再熱に早期介入し、再入院防止に向けチーム医療を展開。

高齢者外来(もの忘れ外来) 個別化医療を目指して
~患者さんにとってベストの選択肢とは何か~

高齢者外来では、65歳以上の方を対象に、もの忘れなどの認知機能低下や、高齢者に生じる幻覚妄想・うつなど精神症状の診察、鑑別・診断、治療を行っています。軽度認知障害(MCI)、認知症(アルツハイマー型、血管性、レビー小体型、前頭側頭型)など認知機能障害を主とする病態と、統合失調症、妄想性障害、老年期うつ病など精神症状を主とする病態に対応しています。
近年は、これらの疾患の合併や、はじめ精神症状が前景だったにも関わらず、時間の経過とともに認知機能障害さらには認知症へ進展するケースもあり、継続的で丁寧な診療を心がけています。
当院では、外来診療の他に、認知症の精神症状改善のための入院病床、介護と医療を必要とされる方のための介護医療院、精神科デイケア、さらに同じグループ内に地域包括支援センター、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、老人保健施設などを有し、相互の協力体制を構築しています。薬を出して終わり、ではなく、環境調整、精神科リハビリテーション、介護・看護サービスなど、お一人お一人にあった個別化医療を実践するべく、グループが全力をあげて支援します。

OUTPATIENT

外来一覧