睡眠外来とは
東京足立病院睡眠外来
全国調査では、成人の5人に1人が不眠で、7人に1人が睡眠不足による日中の眠気で困っていることが明らかになっています。こうした睡眠の問題は、高血圧や糖尿病などの身体の病をひきおこす原因の1つであり、これらを悪化させる要因にもなります。睡眠に問題があると、うつ病のような心の病にかかりやすくなることもわかってきました。
眠ろうと思って就床しても眠れないのはとてもつらいことです。眠れない晩が続くと日中の不調感を感じるようになります。よく眠れないと心の病からの回復が妨げられます。日中に眠気が強いと活動がうまくできず、やる気がないなどと誤解されることがあります。精神科の治療薬が日中の眠気の原因になっていることもあります。
10代 / 眠気の病気
- 小学校までに見られる睡眠の問題は、夜尿、寝ぼけ、夜驚などです。
- 中学以降では、朝起きられない人も出てきます。大人になっていく過程で体内時計のリズムが不安定になったり遅れたりしやすいためです。
- 過眠症という眠気の病気が出現してくるのも10代です。
中年ころから / 眠気の病気
- 日中の眠気では、睡眠時無呼吸症候群という、眠っている時に呼吸がうまくできない病気が隠れていることが多くあります。睡眠中のひどいいびきや呼吸の停止が特徴です。男性で多く、成人の25人に1人くらいの割合です。
- これより頻度は低いですが、手足や体のピクつきで睡眠が不安定になる周期性四肢運動障害や眠ろうと横になると手足を動かさないといられなくなるレストレスレッグス 症候群も見られます。
- 退職などにより生活の仕方が大きく変化すると、日中の活動量が減り、結果として睡眠が不安定になることがあります。歳をとってくると、夢を見て寝言を言ったり、寝ぼけたりする人もでてきます。多くは加齢現象ですが、一部はパーキンソン病やレビー小体型認知症などにつながることがあり、注意が必要です。
睡眠で困っている方々について正確に診断し、適切な治療を行います
01
経験ある日本睡眠学会専門医が診療にあたります。
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終夜睡眠ポリグラフ検査や反復睡眠戦時検査などの精密検査は、
日本大学医学部附属板橋病院睡眠センターと連携して迅速に行います。
日本大学医学部附属板橋病院睡眠センターと連携して迅速に行います。
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過眠症治療薬の処方を行うことのできる医療機関です。
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不眠症については、睡眠薬を減らしたい、あるいは睡眠薬を使わずに治療したいという要望にも応じています。
皆さんが眠ることにとらわれることなく、
眠れないことに過大な心配を持つことなく暮らせるように援助します。
眠れないことに過大な心配を持つことなく暮らせるように援助します。
まずはお電話でご予約ください。
初診は月曜日午後です。