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外来診療日時

精神科外来
月~土
 
(夜間)木
  9:00~11:30
13:30~15:00
16:30~19:30
内科
月~土   9:00~11:30
休診日
日曜・祝日・年末年始

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院長挨拶・理念・権利憲章

ご挨拶

東京足立病院のホームページをご覧頂きまして有難うございます。

当院は足立区北部の住宅地に位置しており、昭和33年に創設されました。創立者であり長く院長を勤められました関信男先生の強い指導力のもと、足立区や荒川区、東京都などの行政とも広く連携して地域精神医療を担うことを最大の責務としてきた歴史があります。また前任の田代芳郎先生の温かい人柄から、親切で明るい病院風土が醸成されています。

病床数は437床で、精神科の救急・急性期を担う治療病棟、回復期治療や地域移行を役割とする療養病棟、アルコール依存やストレスケアを対象とした専門病棟、認知症や介護療養のための高齢者病棟など、機能別に分化した8つの病棟を有しています。
外来では、都内有数の規模を誇るデイケアや作業療法センター、うつ病のための復職支援プログラム、精神科病院では希少な身体リハビリテーションなど、リカバリー部門を充実させています。また地域包括ケア重視の観点から訪問看護や往診などを展開して、地域での安定した生活を行えるよう支援しています。
同一敷地内には老人保健施設や高齢者介護の諸部門も併設されており、近接して生活訓練施設であるグループホーム、就労支援のためのイタリアンレストランや定食屋などを運営しています。この他に竹ノ塚と北千住の駅前に2つのサテライトクリニックを設けて外来通院の利便性を図っています。

創設から半世紀以上の年月を経て、守備範囲を広くとりニーズに合わせた多彩な医療介護資源を整備してきました。これらの資源をさらに有効かつ有機的に機能させて地域の要請に答えていくこと、変化変遷する精神科医療を取り巻く状況に適正に対応していくこと、職能集団であることを自覚して日々の研鑽に取り組むこと、法令順守を旨として安全な医療を提供することなど、われわれが直面している課題は尽きることがありません。しかし、創設以来の理念である「地域医療への貢献」を胸に刻み込み、親切で明るい風土を守りながら日々の職務を果たしていく所存です。
精神の安定を得られず、つらい毎日を過ごしておられる方は少なからずいらっしゃるでしょう。私たちと共に解決策を探ってみませんか?

病院理念

理念

経営理念
一、地域のニーズに応える医療と福祉の提供
一、安心と満足の医療と福祉の提供
一、職員の生活の保障
医療理念
一、全人的医療モデル
(Biological Psychological Social Ethical model)
教育理念
あなたの笑顔がわたしの喜びです
患者さまの権利憲章
一、療養を受ける権利
平等に必要な医療サービスを受ける権利があります。
より安全で良質な医療サービスを受ける権利があります。
二、知る権利
診断名・治療方針・治療の効果・危険性などを、知る権利があります。
医療費の詳細について知る権利があります。
三、プライバシーに関する権利
医療内容、記録などの個人情報が守られる権利があります。
個人情報を守るため配慮を求める権利があります。
四、意見を申し立てする権利
当院の提供するサービスについて意見を申し立てする権利があります。
第三者機関に不服申し立てする権利があります。

患者権利憲章を尊重した医療の提供は、病院と患者様との共同により行うことができます。
そのため、患者の皆様に以下についてのご協力をお願いいたします。

 私は今年で七十四歳となり、その永い人生で、最も美味であった飲み物は何であったか。
 例えば、医療功労賞を受賞して皇居で頂いたお茶は名誉極まり無く、また主力銀行の大手町本部にある貴賓室で世界の名画に囲まれて頂戴した飲み物は高価極まり無く、このように今まで様々な価値ある液体を喫してきた。
 しかしひとつだけ、もしひとつだけ今までの人生で最良の価値ある飲み物を挙げよと言われれば、それは終戦後のある日を思い出す。その日、外来を身なりの貧しいひとりの童女が訪れた。歳はまだ小学校一年生程度。その子が必死のおもむきで訴えるには、自分の両親が二人とも病気であり、診て欲しいと、小さな声で懇請するので、直ちに少女を自転車に乗せて往診に向かった。
 その子の家は焼け野原にバラックの小屋で、父親は戦地から引き上げてきて腸チフス、母親は肺結核で、共に重症経過であった。
 私が診察していると、少女は縁側に洗面器を出して、何かおまま事でもして遊んでいるようだったが、診察が終わり帰ろうとした時である。少女が小さな手で湯飲みを私に差し出したではないか。
 一口飲んでみると白湯であったが、火の気の無い家で、どうやってこしらえたものか不思議に思い、当たりを見回すと、診察の間、少女はアルマイトの洗面器に水を張り、お日様で白湯を作っていたのである。
 幼いながら少女は自分なりに診察のお礼を考え、その気持ちを表そうとしたのであろう。
 その白湯はとても甘露で、また私を励ましてくれた。私にとって今に至るまでの最も価値のある飲み物は、その少女の白湯なのである。

 新人の皆さんもそれぞれ多様な価値観をお持ちだろうが、医療という世界に進もうと決心された以上は、名誉や金銭に価値を置くのではなく、各自が今後巡り会うだろうそれぞれの一杯の白湯に、ぜひとも自分の価値観を見い出して欲しいものである。