
ホーム > 外来について > もの忘れ外来(高齢者・老人外来)
もの忘れ(認知症)とは、生後いったん正常に発達した知能(脳)に何らかの原因で障害がおこり、記憶力や判断力などが低下し、日常生活や社会生活が困難になる状態です。
認知症の始まりは、老化による単なる物忘れと区別がつきにくいこともあるため、ご家族や身の周りの方々が、日常の些細な言動の変化を見逃さず早めにかかりつけ医や認知症に対応している病院などへ相談することが大切です。
認知症以外の原因によっても、上記のような症状が引き起こされることがあり、診察や検査により認知症以外の病気を発見することが可能となります。
認知症の症状には、脳障害そのものが引き起こす「中核症状」と、環境変化や身体状況、周りの方の対応が関与して起きる「行動・心理症状」があります。
この「行動・心理症状」は、周囲の方の関わり方の工夫で改善する場合があります。
いずれも、早期診断し早期治療を行うことが大切です。
※ 遠慮なく病院スタッフへお声かけください。