
栄養科では、入院生活を安心してお過ごしいただく為に、安全でおいしいお食事を提供することをこころがけております。
季節を感じる行事食や郷土食を紹介するご当地メニュー、ビタミンやミネラルに注目した栄養強化メニュー、「日本の食文化を見直そう」をテーマにした食育メニューなども提供し、入院生活の中でも少しでも楽しんでいただけるよう、工夫しております。
温かい物は暖かく、冷たい物は冷たく提供できるように、温冷配膳車を使用しております。
調理においては、衛生管理に注意を払っており、東京都の「自主衛生管理認証制度」の認定を取得しています。東京都のホームページの「食品衛生自主管理」をご参考下さい。
糖尿病、脂質異常症、腎臓病、肝臓病などへの対応はもちろんの事、歯の状態が悪く、食事が食べにくい、飲み込むことが難しいといった患者さまにも、形態を調整したお食事をご用意しております。
入院、外来を問わず、医師の指示に基づき、栄養指導を行っております。
精神科の患者さまは、生活習慣病や低栄養状態を合併している方が多くいらっしゃいます。当院の管理栄養士は、日本精神科病院協会のSTANDARDコースを履修し、精神疾患のある方への専門的なアプローチで指導を行っております。
お食事についてお困りの方は、ぜひ、管理栄養士にお声がけ下さい。
第1回 ヤクルト献立コンテスト「喜んで食べて元気になる献立」で
当院の食事が病院部門優秀賞に輝きました!
このコンテストは簡単に作れ、経済的で栄養面はもちろん、色彩の良さが求められます。
今回は当院で実際にお出ししている「鶏肉のきのこバターソース」「ブロッコリーの梅かつお和え」にヤクルトを添えた献立を応募しました。
きのこやわかめで食物繊維がたっぷり、ヤクルトの乳酸菌で腸内環境を調えるとともに、神経伝達物質の原料となるたんぱく質、循環器疾患など生活習慣病を予防する葉酸(ブロッコリー、いちご)が多くとれるなど、栄養に配慮をしつつ、食べやすさにもこだわった精神疾患の方の為に考えた献立です。